みんなの乾しいたけレシピ 裏白しいたけ

大分しいたけ食の伝道師
小田哲央先生
裏白しいたけ
材料【4人分】
乾しいたけ(香菇)6cmサイズ・・・4個
一番出し(塩少々)・・・・・・・・・4カップ
すり身・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
 昆布出し:大さじ2~4、
 塩:少々、酒:小さじ2
 卵白:大さじ2
銀杏・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8個
人参・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
きくらげ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
食用菊・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2花
白ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
吸い物出し・・・・・・・・・・・・・・・・・・600cc
(一番出し、塩、薄口しょう油) 

①乾しいたけを容器に入れ、ひたひたの水を入れて、落としラップをして、冷蔵庫
 で一晩かけて戻す。一番出しを引き、戻した乾しいたけを戻し汁ごと出しに入れ
 て30分程度炊く(最終的にお吸物の味加減になるように味付けする)。
②銀杏は殻から取り出し、薄皮を取って塩湯がきする。縦に半分に切る。人参は3cm
 の長さに細切りにして塩湯がきする。きくらげは水に漬けて一晩かけて戻し、湯
 がいてから細切りにする。食用菊は、花びらをバラして、湧いたお湯に酢を入れ
 て湯がく。(いずれも一度冷水に取り、吸物出しに漬けておくとより丁寧に仕上
 がる。)
③すり身に昆布出しを少しずつ入れて、しっかり混ぜる。こしを切った卵白も入れ
 て混ぜる。分量の酒、塩(少なめ)で下味をつけて、もう一度混ぜる。②の水気
 を切った人参、木耳を入れて混ぜる。すり身の生地が完成。
④小さめのボールにラップを広いめに敷き、②の銀杏を入れる。上から③の生地を
 椎茸の大きさと同じぐらいの量を流し入れる。①の椎茸の汁気を拭き、傘の内側
 に片栗粉をしっかりまぶして、傘の内側がすり身にしっかり密着するように置く。
 ラップの四隅を寄せてきて、茶巾に絞る要領で空気を抜いて絞る。一度沸いた蒸
 し器に入れ、火加減を調整して10~15分程、蒸し上げる。
⑤①の椎茸を炊いた出しに新たな一番出しを入れて、吸物加減に味付けし直す。
 水溶き片栗粉でとろみを付ける。湯がいた食用菊を出しにほぐし入れる。(出し
 の分量は1人150㏄~200㏄が目安)
⑥④をお椀に盛り付け、⑤の出しを入れて、細切りにした白葱、生の食用菊の花び
 らを飾る。

ここがポイント!

乾しいたけの裏の部分に相性の良い白身魚のすり身を合わせました!
海老や鶏肉、豚肉のミンチを応用で使うことも出来ます!
蒸して、あんかけやお椀の具材、衣をつけて揚げても美味しく頂けるのが、おすすめです!